目的

がんを早期発見するためには、定期健康診断以外に部位ごとのがん検診を受ける必要があるのです。1つ目は個々の業務内容に関連させて注意した方がいい疾患の有無を調べることです。2つ目は生活習慣病の予防のためです。オプション検査でCEAとかAFPなどの腫瘍マーカーを調べる検査もあります。 糖尿病や高血圧、高脂血症や高尿酸血症など動脈硬化の危険となりうる病気を長期間放置しないようにして、将来脳梗塞や心筋梗塞など大変な病気にならないように予防する意味があるのです。この目的のために多くの人が定期健康診断を受けているのだと思います。しかし腫瘍マーカーの値が高いからといって必ずがんであるとも限りません。例えば騒音がひどい職場環境で働いている人には聴力検査を行い、粉塵が舞っている職場環境で働いている人には呼吸器系の健診をします。 会社で定期健康診断を行うのは、大きく分けて2つの目的があります。逆に低いからといって絶対にがんではないということにもならないのです。つまりこの程度の検査ではがんを早期発見するにはいたらないのです。すべての職場において個々の業務に合わせた定期健康診断の項目を実施しているわけではありません。 現在は主にメタボリックシンドロームについてチェックすることが目的ともなっています。例えば子宮がん検診や乳がん検診、胃がんなどは胃カメラで検査し腸などは造影検査を行います。日本人の死亡原因として多い「がん」については定期健康診断で早期発見を目的とした検査は行っていません。